ようやく一段落したみたいだが、新潟の大雪にからみ「なんであんなところに人が住む?」と書いたら、皆さまからたいへんなお怒りをこうむってしまった。はてなブックマークはたいへんな勢いだったし、気の弱い散人は、ただただオロオロするばかりだったが、あたたかく理解を示してくれる人もいて、とてもうれしくなった。
Aquarian's Memorandum: 散人先生の「でも、なんであんなところに人が住む?」を考える: "農協などという日本最強の圧力団体を相手に、個人として戦いを挑んでおられる様子は、失礼だが、ドンキホーテを思い出してしまう。"ドンキホーテだって、うれしい。映画 「ラマンチャの男」はよかった!
小説の『ドンキホーテ』では主人公は最後は生気になり、敬虔なキリスト教徒として一 生を終えるのであるが、映画版「ラ・マンチャの男」のよいところは、主人公はいったん正気に目が覚めるが、最後には再び「狂気」に戻るという点。「達成で きない目標(見果てぬ夢)」に最後まで邁進するというフィナーレが最高に感動的だった。
ア クアリアンさんは、「心の優しさ」が大切と諭される。同感である。心の優しさこそ、一番大切にしたいものだ。弱者に対する優しさである。散人は、大都市で 恵まれない暮らしをしておられる方々こそが、日本システムの真の犠牲者(真の弱者)であると確信している。だから彼らを苦しめる農村・漁村利権集団の批判 を続けている。それをわかって欲しいと思う。
ドン・キホーテに戻るが、時には人間、狂っている方が「気持ちがいい」のである:
これについては、精神科医の立場からのご批判もあるが(医学都市伝説)、まあ、文学だから大目に見てやれ。(狂人を題材にした武田泰淳の『富士』の前書きでも、精神科医の斎藤茂吉は「これは文学だから」と大目に見たよ)。
散人も、死ぬまで「狂った」ドン・キホーテを続ける所存。
ラ・マンチャの男 ピーター・オトゥール アーサー・ヒラー ソフィア・ローレン
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ア クアリアンさんは、「心の優しさ」が大切と諭される。同感である。心の優しさこそ、一番大切にしたいものだ。弱者に対する優しさである。散人は、大都市で 恵まれない暮らしをしておられる方々こそが、日本システムの真の犠牲者(真の弱者)であると確信している。だから彼らを苦しめる農村・漁村利権集団の批判 を続けている。それをわかって欲しいと思う。
ドン・キホーテに戻るが、時には人間、狂っている方が「気持ちがいい」のである:
内田樹の研究室: 鬼婆と集団的狂気: "下川先生の鬼婆解釈は「鬼であることは婆であることよりも気持ちがいい」という「疾病利得」をふまえたものだったのである。"
これについては、精神科医の立場からのご批判もあるが(医学都市伝説)、まあ、文学だから大目に見てやれ。(狂人を題材にした武田泰淳の『富士』の前書きでも、精神科医の斎藤茂吉は「これは文学だから」と大目に見たよ)。
散人も、死ぬまで「狂った」ドン・キホーテを続ける所存。
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